妊娠報告のタイミングはいつがベスト?両親や友人など相手別に考えよう
妊娠報告のタイミングは、人それぞれ異なります。ママや赤ちゃんの状況、誰に伝えるかによってもそのタイミングはさまざま。初めての妊娠の場合は特に、いつ誰に報告するのがベストか悩んでしまいますよね。ここでは、一般的には「誰に」「どのタイミングで」妊娠報告するのかをまとめました。妊娠報告のタイミングに悩んでいる方は、この記事を参考にしながら、ご自身に最適なタイミングや方法を考えてみてくださいね。
妊娠報告の最初の相手はやっぱり夫へ
「妊娠報告の最初の相手は、最も身近な存在である旦那さんに…」という方は多いでしょう。赤ちゃんのパパであり、これからの妊娠生活を共に歩み、子育てを一緒に担っていく相手。妊娠が分かったら最初に妊娠の喜びを知らせたいですね。
どのタイミングで夫へ報告した?
夫に知らせるタイミングとして最も多いのは、自宅で行った妊娠検査薬に陽性反応が出たとき。次いで多いのが、産婦人科で赤ちゃんの心拍が確認できたときです。
妊娠検査薬に陽性反応が出た瞬間の喜びを噛み締めるのは、やはり最愛のパートナーと、という方が多いようです。しかし産婦人科できちんと妊娠が確認できるまでは、正常な妊娠かどうかは判断がつきません。陽性反応の結果とともに、その可能性も伝えるようにするのがベターでしょう。
慎重派の方は、赤ちゃんの心拍が確認できてから伝えるのがおすすめです。心拍が確認できるのは、一般的に妊娠6週目以降といわれています。エコーで小さな心臓がピクピクと脈打つのが確認できたら、まずは一安心。エコー写真がもらえたら、それを添えて報告するのも良いかもしれません。
夫への報告の方法は?
夫への報告の方法としては、ママの性格などでも異なるようです。面と向かって伝えると、相手の喜ぶ様子も見られるので一番良い方法でしょう。なかには、エコー写真を入れた手紙を手渡したり、ケーキに報告メッセージを入れたりしてサプライズ演出するママも。一生に一度のことなので、思い出に残るイベントにするのも素敵ですね。
また、夫が帰宅するまで報告を待つのが待ちきれない!という場合はメッセージアプリなどで報告するというパターンもあります。妊娠検査薬やエコーの写真などを添えると、さらに臨場感がアップしそうですね。
妊娠報告を心待ちにしているかも!いつ親へ伝える?
子どもが結婚したら、次は孫の顔を見るのが楽しみ、というご両親は多いもの。妊娠報告を待っているかもしれない自分たちの親には、いつ伝えるのが良いのでしょうか。
どのタイミングで両親へ報告した?
親に妊娠報告する場合、両家とも同時に知らせるという方法もありますが、実両親と義両親でタイミングを変えるというのもよくあるパターン。特にママのご両親に早めに伝えておくと、何かあった時に助けを求めやすいというメリットがあります。義両親には安定期に入ってからなど、少し遅めにすると万一のことがあった場合にがっかりさせてしまうリスクを減らせます。妊娠報告はいつ、どちらの親からするか、もしくは同時に報告するかは、ご夫婦でしっかり話し合って決めましょう。
なお、タイミングをずらす場合はもう一方の両親にはまだ伝えていないこと、もしくはもう伝えたことも添えましょう。本人たちから妊娠報告を受けていないのに、親同士で情報が漏れて気まずい雰囲気にならないようにするためです。
両親への報告の方法は?
喜びの報告は、会える距離に住んでいるのであれば、やはり直接出向いて伝えるのがおすすめです。ただし、体調を最優先にしてくださいね。遠方に住んでいてなかなか会えないのであれば、電話での報告で問題ありません。電話でも、テレビ電話などを使うとより喜びが伝わりやすいかもしれませんね。
妊娠報告は気の置けない友人なら早めにする?
家族の次に妊娠報告したい相手として挙がるのが、友達ではないかと思います。特に仲の良い相手であれば、いち早くこの嬉しい気持ちを伝えたい!と思ってしまうかもしれませんね。妊娠報告は、いつ友達にするのが良いのでしょうか。
どのタイミングで友人へ報告した?
親しい友達には早く伝えたいとは思いますが、安定期に入ってからの報告が良いでしょう。万一、流産してしまった場合に相手に気を遣わせることを避けるためです。同世代であれば、妊活中、場合によっては不妊治療で辛い思いをしている最中の友達もいるかもしれません。これらの可能性を考え、友達への報告は慎重に行うようにしましょう。
仲の良い友達以外であれば、話の流れで伝えるのは良いですが、報告のためにわざわざ連絡を取らなくても良いかもしれません。友達との関係性によって、報告の有無やタイミングを考えるのがおすすめです。
友人への報告の方法は?
友達への報告は、直接会ったときやメッセージアプリでのやり取りの中など、話の流れで伝える場合が多いようです。友達でも、相手の反応がすぐに分かるのは嬉しいですよね。
また、SNSで一斉報告したいという場合もあると思います。この際も、見る相手の状況を考えて慎重に投稿するようにしましょう。公開範囲の設定ができる場合、この機能を使うのもひとつの方法かもしれません。
一番気を遣うかも…職場への妊娠報告は早めが吉
職場への妊娠報告は、最も気を遣うという方もいるかもしれませんね。特に産後も働く可能性がある場合は、人間関係や職場環境を乱すことなく穏便に報告を済ませたいもの。そのため、上司や同僚でタイミングをずらす方法が一般的なようです。
どのタイミングで職場へ報告した?
職場の直属の上司には、妊娠が分かったら早めに妊娠報告を行うのがベストです。職場に伝えるのは何週でという決まりはありませんが、目安は6週目頃の心拍が確認できた頃でしょうか。これは、妊娠初期はつわりなど、特に体調の変化が起こりやすいためです。急に仕事を休む必要が出てきたり、職場で席を離れたりする時間が多くなる可能性も高くなります。早めに報告して理解を得て、協力してもらえるようにしておきましょう。
また、職場の同僚などには安定期に入ってからの報告が無難です。ただし、体調の変化によってサポートしてもらいたい場面が増えてくる可能性を考え、親しい同僚や先輩には早めに伝えておくと協力を得られやすいかもしれません。
なお、上司・同僚ともにどのタイミングで誰に報告するかはあらかじめ伝えておくのがベター。自分の予想しないタイミング・形で妊娠の噂が広まると、快く思わない方も出てくるからです。同僚に報告するタイミングは、上司に相談して決めるのも良いでしょう。
職場への報告の方法は?
職場での報告方法は、直接伝えるのが基本です。特に上司に報告した後は、今後の働き方についてなど、話し合うべきことがたくさんあります。
産後も仕事を続けるのであれば、産休や産後復帰のタイミング、時短勤務の可能性なども含めて早めにスケジュールを確認しておくのがおすすめです。会社によっては法律で定められている制度以外に、独自の子育てサポート制度が設けられている場合もあります。上司だけで分からない場合は人事部などにも相談し、子育て・働きやすい環境を整えていきましょう。
妊娠報告は自分たちに合ったベストタイミングで
妊娠報告は多方面に行うことが多いため、気を遣いますよね。あくまでママや赤ちゃんの体調を最優先にしたうえで、自分たちに合った最適な時期に、やりやすい方法で行うのが良いでしょう。身近なママがこうしていたから、といったように、必ずしも人に合わせる必要はありませんよ。特に家族以外では反応が気になる部分もありますが、考えられる範囲の配慮を行ったうえで、角の立たない報告となるようにしてくださいね。みんなに祝福してもらえる妊娠報告となるよう願っています。