妊娠中に関するコラム

NIPT専門のプレママクリニックの口コミは?検査の内容や費用もチェック

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赤ちゃんの様子を知りたいときに検討されるNIPT(新型出生前診断)。早い段階で赤ちゃんを迎える準備ができることから、多くのママに選ばれています。「NIPTを受けた」「悩んだけど受けなかった」など、ブログやSNSで目にする機会が増え、気になっているママもいるでしょう。今回は、NIPTの検査内容などとともに、プレママクリニックの特徴や口コミをご紹介。妊娠中のママはぜひチェックしてくださいね。

新型出生前診断「NIPT」について

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まずは、NIPTについて詳しくご紹介していきます。

NIPTってどんなもの?

NIPT(無侵襲的出生前遺伝学的検査)は、お腹のなかの赤ちゃんの染色体疾患を知るために行う検査です。検査に用いるのは、ママの血液。お腹に針を刺す羊水検査などと比べて負担が少ないため、近年ではNIPTを受ける方が増えています。

NIPTで可能性が高いか調べられる染色体疾患は、主に13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー(ダウン症候群)。トリソミーとは、通常2本で1対の染色体が3本ある状態。クリニックによっては、この3疾患以外を調べられるところもあります。
ここでは、それぞれの染色体疾患で見られる特徴を、以下にまとめました。

【13トリソミー(パトウ症候群)】
・頻度:5,000人に1人程度
・重度の心疾患(約80%)や奇形が見られる
・重度の知的障害を伴う
・1年以上生存できる赤ちゃんは10%に満たない

【18トリソミー(エドワーズ症候群)】
・頻度:10,000人または3,000人に1人程度
・奇形、重度の心疾患、重度の知的障害、成長障害などが見られる
・1年以上生存できる赤ちゃんは10%に満たない

【21トリソミー(ダウン症)】
・頻度:1,000人に1人程度
・特徴的な顔つきや低身長、知的障害などが見られる
・心疾患を合併しやすい
・平均寿命は55歳

NIPTは、これらの染色体疾患のほか、性別などを赤ちゃんが生まれる前に調べられる検査なのです。

NIPTの感度はどのくらい?

NIPTの感度(実際に染色体疾患をもっている赤ちゃんが陽性になる確率)は99%。100%近い値になっており、染色体疾患の可能性を見逃す確率は低いといえるでしょう。ただし、検査を実施する妊娠週数が早すぎる場合には、染色体疾患をもっていても「陰性」の結果が出ることがあります。

NIPTのメリットとデメリット

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次に、メリットとデメリットを見ていきましょう。

NIPTのメリット

NIPTの主なメリットは、以下の2つです。

早い段階から赤ちゃんの受け入れ準備ができる

NIPTは、妊娠10週という早い段階から受けられる検査です。検査精度が高いため、早い段階で「陰性」の結果が出れば、残りの妊娠期間を安心して過ごせるでしょう。「陽性」の結果でショックを受けるママも、少なからずいらっしゃいます。しかし、早期に検査結果がわかれば、赤ちゃんに会うまでに受け入れる時間を多くとることが可能です。
性別が事前にわかることも大きなメリットと感じるママが多いようです。

ママと赤ちゃんへの負担が少ない

前述のように羊水検査では、ママのお腹に針を直接刺して羊水を採取する必要があります。そのため、検査により感染症や流産が起こる可能性も。また、針を使って検査しているときに、赤ちゃんが動いてしまうこともあるでしょう。
一方で、NIPTはママの採血のみで赤ちゃんの染色体疾患を調べます。採血時に痛みを感じる場合もあるかもしれませんが、安全面から考えれば、安心して受けられる検査だといえるでしょう。

NIPTのデメリット

NIPTのデメリットも確認しておきましょう。

確定診断検査ではない

デメリットのひとつ目は、確定診断検査ではないこと。特に陰性的中率については99.9%と、極めて精度が高いとされるNIPTですが、「陽性」は可能性が「高い」、「陰性」は可能性が「低い」という診断にとどまります。「陽性」の場合、赤ちゃんの染色体疾患を確定するためには、確定診断検査(羊水検査など)が必要です。プレママクリニックでも、NIPTの検査結果が「陽性」の場合は、確定診断検査をおすすめしています。

すべての疾患がわかるわけではない

日本では、NIPTの認定施設で検査をした場合にわかるのは、基本的には3つの染色体疾患です。仮に「陰性」だったとしても、それ以外の異常をもった赤ちゃんが生まれてくる可能性があります。たとえば、別の染色体の異常や、染色体疾患とは関係のない奇形などがあるかもしれません。「赤ちゃんのすべてが事前にわかるわけではない」ということを、知っておきましょう。

結果が「陽性」だったときにどうするのか悩むこともある

NIPTを受ける多くのママは、赤ちゃんに染色体疾患がないことを望んでいるかもしれません。しかし、必ずしも結果が「陰性」であるとは限らないことを、知っておきましょう。検査結果が「陽性」だったときは、妊娠を継続するのか、継続して出産したあとは赤ちゃんとどのような生活になっていくのか、などの悩みも出てきます。

染色体疾患があるとわかった場合の人工妊娠中絶率は高いですが、妊娠を「継続する」「継続しない」のどちらを選ぶとしても、まったく悩まない方はいないでしょう。人によっては、中絶したことで、後悔や罪悪感を抱いたりする方もいるかもしれません。このことから、NIPTを受ける前には、「もし陽性だっただ倍、結果とどう向き合うのか」をご夫婦で相談することが重要です。

費用がかかる

NIPTは保険診療では行えません。全額自己負担となるため、相場は15~21万円程度と高額です。医師に相談しながらご夫婦でよく話し合い、必要な検査なのかを考えてから受けましょう。クリニックによっては、費用を抑えたコースを用意しているところもあります。比較してから選ぶとよいでしょう。

NIPTの口コミで人気のプレママクリニックとは

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プレママクリニックの特徴をご紹介します。実際にNIPTを受けたママの口コミもあるので、チェックしてくださいね。

プレママクリニックってどんなところ?

プレママクリニックは、銀座、表参道、梅田、福岡にあるNIPT専門のクリニックです。すべてのママと赤ちゃんの健やかな暮らしを願い、「来てよかった」と感じていただける環境づくりに努めています。

プレママクリニックでできるNIPT検査の特徴

プレママクリニックのNIPTでわかるのは、3つの染色体疾患だけではありません。性染色体(性に関わるX染色体とY染色体)の本数の異常や、染色体の欠失による疾患などについても検査できます。

全染色体や微小欠失、性別判定を含めたフルセット検査は110,000円(税込)。さらに費用を抑えたい方には、21トリソミーのみなど項目を絞ったライト検査55,000円(税込)もあります。

料金が安いと不安になるママもいるかもしれません。しかし当院は、大手のイルミナ社(ベリナタ・ヘルス社)と提携しているため、安心してNIPTを受けていただけます。

当院は、「知ること・備えること」に意義があると考えているため、NIPTの年齢制限を設けていません。そのため、年齢を理由に他院で検査を断られた方も、妊娠10週以降であればNIPTを受けられます。なかには、「誰にも知られることなく検査を受けたい」「パートナーと予定が合わないから1人で検査を受けたい」という方も、いるでしょう。当院は、おひとりで来院していただいても問題ありません。

NIPTを受けたママからの口コミ

「初めての検査なので恐怖心がありましたが、細かいところまで時間をかけて説明してくれました。温かみのある心遣いしてもらえたため居心地がよく、安心してNIPTを受けられてうれしかったです。」

「念のために検査を受けました。病院に行ったのは1度のみ、結果もネットで確認できて楽でした。」

「いくつかのクリニックを検討していましたが、金額がわかりやすく費用も安かったため、プレママクリニックを選びました。短時間で検査できるので、自分と赤ちゃんのために受けておくことをおすすめします。」

赤ちゃんについて知りたいママはNIPTを検討してみよう

少ない負担で検査を受けられ、早い段階から赤ちゃんを迎える準備ができるNIPT。プレママクリニックでは、年齢の制限なく検査を受けていただけます。また、13トリソミー、18トリソミー、21トリソミーだけでなく、ほかの染色体疾患についての検査や、項目を絞った低料金の検査なども可能です。NIPTが気になる方はご紹介した口コミも参考に、ぜひ当院にご相談ください。

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