【年齢別】妊娠中の悩みや不安はみんな同じ?ママ100人にプレママクリニックナビ編集部が直接とったリアルアンケートを公開!
妊娠中は、初めての経験やさまざまなトラブルがあって悩みがつきませんよね。毎日不安を取り除きたくて“検索魔”になってしまうママもとっても多いんです。
そこで今回は、先輩ママ100人にアンケート!妊娠中にどのような悩みや不安を抱えていたのかを聞いてみました。先輩ママたちも、みんな同じような不安を抱えているかもしれませんよ。年齢別に分けたので、ご自身の年齢層とも照らし合わせながら見てみてくださいね。
実施したアンケートの内容はこちら
今回はママ102人を対象に、次のようなアンケートを行いました。
Q.妊娠中、気にしていたことを教えてください(以下の項目から、複数選択OK)
健康な赤ちゃんが生まれるか?
出産費用
無痛分娩 の検討
食べ物・飲み物
サプリメント
性別
先輩ママはこうだった!年齢別アンケート結果を公開
「妊娠中、気にしていたことを教えてください」という質問に対する102人のママの回答を、年齢別に見ていきましょう。
●10代
健康な赤ちゃんが生まれるか? 1件(100%)
出産費用 0件(0%)
無痛分娩の検討 0件(0%)
食べ物・飲み物 0件(0%)
サプリメント 0件(0%)
性別 0件(0%)
●20代前半
健康な赤ちゃんが生まれるか? 14件(86%)
出産費用 5件(31%)
無痛分娩の検討 2件(13%)
食べ物・飲み物 7件(44%)
サプリメント 2件(13%)
性別 6件(38%)
●20代後半
健康な赤ちゃんが生まれるか? 38件(88%)
出産費用 16件(37%)
無痛分娩の検討 7件(16%)
食べ物・飲み物 29件(67%)
サプリメント 13件(30%)
性別 19件(44%)
●30代前半
健康な赤ちゃんが生まれるか? 32件(94%)
出産費用 5件(15%)
無痛分娩の検討 4件(12%)
食べ物・飲み物 27件(79%)
サプリメント 12件(35%)
性別 14件(41%)
●30代後半
健康な赤ちゃんが生まれるか? 7件(100%)
出産費用 1件(14%)
無痛分娩の検討 1件(14%)
食べ物・飲み物 4件(57%)
サプリメント 1件(14%)
性別 1件(14%)
●40代前半
健康な赤ちゃんが生まれるか? 1件(100%)
出産費用 0件(0%)
無痛分娩の検討 0件(0%)
食べ物・飲み物 0件(0%)
サプリメント 0件(0%)
性別 1件(100%)
ほとんどの世代で、産まれてくる赤ちゃんが健康であるどうか、の割合が最も多い結果になりました。とくに30代以上のママでは、健康に産まれてくれることが一番の関心事となっていることがわかります。多くのママが、出産前から赤ちゃんに疾患や障害があるかを気にしているようですね。
次からは、全体平均としてママの関心が高かった「赤ちゃんが無事生まれるか」「食べ物・飲み物」「性別」の項目について、詳しくお話していきましょう。
赤ちゃんが無事に生まれるか心配…性別も気になる!
赤ちゃんが無事に生まれてくるかはとっても気になりますよね。また、生まれる前に早く性別を知りたい!というママ・パパも多いでしょう。
一般的な妊婦検診で行われる超音波検査などでは、赤ちゃんが健康か、病気や障害がないか調べるには限界があります。また、性別は赤ちゃんの画像(外性器)をもとに判断します。赤ちゃんの成長度合いや身体の向きが影響するため、なかなか判断がつかないことも。場合によっては生まれるまで性別がわからないこともあるんです。
そんなときにおすすめなのが、NIPT(新型出生前診断)。
妊娠10週から受けることができる検査で、ママの血液検査のみで赤ちゃんの疾患の可能性や性別を知ることができます。海外では、妊婦検診のオプションとなっていたり無料で受けられたりと、日本よりも随分ポピュラーな検査なんですよ。
NIPTを受けると疾患の可能性がわかるため、その後の対応について事前に考えたり、夫婦で話し合いの時間を設けたりできるなど、メリットがたくさん。
プレママクリニックではNIPTの2つのプランをご用意していますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
積極的に摂りたい食べ物、避けたほうがいい食べ物は?
妊娠中にママが食べたり飲んだりしたものは、赤ちゃんの成長に大きく関わります。だからこそ、口にするものに敏感になるママも多いんですね。妊娠中におすすめの食べ物や、逆に避けておきたい食べ物にはどのようなものがあるのでしょうか。
●不足しがちな栄養素は意識的に摂取!おすすめの食べ物も紹介
妊娠中にはママだけでなく赤ちゃんの成長に必要な栄養素がたくさんあります。普段より多く摂ったほうがよいとされる栄養素と、おすすめの食べ物を2種類ご紹介しましょう。
鉄分
妊娠中には、マイナートラブルと呼ばれる不調が現れることがあります。そのひとつである貧血は産前~産後まで起こる可能性が高いため、鉄分は積極的に摂取しておきたい栄養素。
鉄の摂取は胎児にも大きく影響し、低体重児や早産のリスクを下げることにも繋がります。
鉄分は、ほうれん草や小松菜、納豆などに多く含まれており、毎日の食卓にも取り入れやすいですよ。このほか、さまざまな種類から選べるサプリメントを利用するのも手軽に摂取で
きる方法のひとつです。
また、鉄分を補うために鉄剤を飲む方法もあります。
鉄剤を飲むと便が黒い、便が出にくくなるといったこともありますが、身体への影響はありません。鉄剤を飲む目安やいつまで飲むべきかなどに悩んだら、産婦人科を受診して相談すると良いでしょう。場合によっては血液検査によって貧血の程度を調べてもらえる場合もありますよ。
貧血や赤ちゃんのリスクを抑えるためにも、積極的に鉄分を摂るようにしましょう。
葉酸
とくに妊娠前~妊娠初期に意識したいのが、葉酸です。葉酸は赤ちゃんの成長をサポートし、神経管の先天性異常のリスクを抑えてくれる可能性があります。葉酸が多く含まれている食べ物には、ほうれん草や小松菜、ブロッコリーやとうもろこしなどが挙げられます。
鉄分と同様に、葉酸もサプリメントで摂取するのもおすすめです。とくにつわりなどで食べ物を口できない場合や飲み物もあまり飲みたくない場合でも、サプリメントならサッと摂ることができます。
●控えたほうがいいのは?摂り過ぎに注意したい食べ物3つ
お腹の中にいる赤ちゃんの成長や発達に影響するため、控えたほうがよいとされる食べ物や飲み物はいくつかあります。ここではおもな3種類をご紹介しましょう。
アルコール
ご存じのママ・パパも多いと思いますが、妊娠中の飲酒はNG。
アルコールを摂取すると、赤ちゃんの発達を遅らせたり、神経障害、先天性疾患など多くのリスクが高まったりします。妊娠初期にアルコールを摂取しすぎると流産のリスクが高まるというデータもあります。
晩酌が趣味というママも、赤ちゃんが生まれて授乳が終わるまでは頑張って禁酒しましょう。
生魚や生肉など
食中毒を引き起こしやすい食べ物は控えるのがベター。妊娠中は服用できる薬が限られているうえ、下痢や嘔吐で脱水症状になると子宮収縮に繋がってしまうこともあるからです。
生魚や生貝は食中毒を引き起こす菌が潜んでいる可能性大。牡蠣のノロウイルスなどは良く知られていますよね。
また、生肉はトキソプラズマという寄生虫やリステリア菌に注意。ママがトキソプラズマに
感染すると赤ちゃんにもうつってしまい、先天性トキソプラズマ症に罹るリスクがあります。これは、未熟児や発育不全、肺炎などを引き起こす非常に怖い疾患です。生ハムやレアステーキなどにも含まれている可能性がありますよ。
カフェイン
コーヒーや紅茶が好きな人はとくに注意したいのが、カフェインの過剰摂取です。カフェインを多く摂り過ぎると、ママは高血圧に繋がる恐れが。また、赤ちゃんの成長を妨げて低体重児となるリスクも高まるため、飲む量には注意が必要です。 WHO(世界保健機構)によると、妊娠中のカフェイン摂取量は1日あたり、コーヒー3~4カップ程度まで。国によっては2カップまでとより厳しい基準を設けている場合もあります。
これまで毎日のようにコーヒーや紅茶を飲んでいたので急にはやめられない、妊娠中も飲みたいというママもいますよね。そのような場合は、カフェインレスやデカフェのコーヒーなどを活用すると良いでしょう。
妊娠中は悩みや不安があるのはみんな同じ!
妊娠中は常に赤ちゃんのことが気がかりだったり、マイナートラブルに悩まされたりで悩みがつきないものです。アンケートを見てもわかるように、ママたちはみんな何かしらの悩みや不安を抱えながらマタニティライフを過ごしていますね。
ですが、過度に心配しすぎず、今できることを実践し、気持ちを落ち着かせるとも大切です。どうしても思い悩んでしまうことがあれば、かかりつけの産婦人科で悩み相談にのってもらうのも良いでしょう。ご自身に合った方法で悩みや不安を解消しながらマタニティライフを過ごしてくださいね。